本記事ではソフトウェアについて学んだ内容を備忘録としてまとめています。
ソフトウェアの基礎知識について簡単に説明していますので、興味がある方は是非読んでみてください。
ソフトウェアとは?
ソフトウェアとは、コンピューターを動作させるためのプログラムです。
具体例を挙げると、ExcelやPowerPoint、WordといったMicrosoft製ソフトウェアなどが挙げられ、これらのソフトウェアついては、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
また、スマートフォンのTwitterやYouTube、LINEなどのアプリケーションもソフトウェアに分類されるものです。
ソフトウェアの構成要素
ソフトウェアは、プログラマーの方々が作成したプログラムで構成されています。
プログラムによって作成されたひとつひとつの機能が集まって、みなさんが普段利用しているソフトウェアになっているわけです。
ちなみにプログラムは、C言語、Java、PHP、Pythonなどのプログラミング言語によって作成され、開発時はエンジニアが言語の特性や開発環境などによって最適なプログラミング言語を選定します。
ソフトウェアとハードウェアの違いは?
ソフトウェアを学ぶ上で、「ハードウェア」という言葉を聞くことが多いと思います。
ハードウェアとは、コンピューターを動作させるための物理的な機器です。
これらの違いは、「プログラム(=ソフトウェア)」か、「物理的な機器(=ハードウェア)」かの違いで、名前は似ていても言葉の意味はかなり違うので、基礎知識として確実に覚えておきたい知識です。
ソフトウェアの種類
本記事ではソフトウェアの種類について代表的なものを4つ紹介します。
その4つが以下の通りです。
・OS
・アプリケーションソフトウェア
・ミドルウェア
・ファームウェア
OSとは?
OSとは、Operating System(オペレーティングシステム)の略語で、次に紹介するアプリケーションソフトウェアとハードウェアの間をつなぐ役割を果たします。
OSの機能は、ファイル管理、ハードウェア管理、マルチタスク・プロセス管理、メモリ管理、ネットワーク機能などがあります。
パソコンを動かす上で必要な基本的な機能を備えたソフトウェアがOSで、OSがなければパソコンは動作せず、動かないただの電子機器と化します。
OSがあり、上記で紹介したような機能がはじめから備わっているからこそ、パソコンがパソコンとして動き、それでいてExcelやPowerPoint、Wordのようなアプリケーションソフトウェアが利用できるわけです。
つまりアプリケーションソフトウェアのプログラムだけ用意されていても、アプリケーションソフトウェアは使えず、それを動かすための機器(ハードウェア)とその機器を動かすOSが必要だということです。
アプリケーションソフトウェアとは?
先ほどOSは、パソコンを動かす上で必要な基本的な機能を備えたソフトウェアと紹介しました。
OSは基本的な機能しかないので、「資料を作成したい」とか、「動画の編集をしたい」といった願望を実現するには、アプリケーションソフトウェアをインストールする必要があります。
また、自分の願望を実現させるためのアプリケーションソフトウェアがない場合は、新たに開発したりするわけです。
ミドルウェアとは?
ミドルウェアとは、OSとアプリケーションソフトウェアの間に入って、両者を補助するソフトウェアです。
OSでもアプリケーションソフトウェアでもできない複雑な処理を行うソフトウェアになります。
複雑な処理とは具体的にサーバやデータベースとのやり取りなどを指します。
以下ではミドルウェアの種類とそれらを簡単に説明していますので、確認してみてください。
・WEBサーバー
WEBブラウザからのリクエストに応じて静的ページや画像などを適切に返す。
・アプリケーションサーバー
Webサーバーからのリクエストをもとに動的コンテンツを返す。
・DBサーバー
データの保存や更新などデータの管理を行う。
ファームウェアとは?
ファームウェアとは、ハードウェアを動かすためにあらかじめ内蔵されたソフトウェアです。
パソコンのファームウェアはBIOS(Basic Input/Output Systemの略)と呼ばれ、OSが起動する前の段階で、CPUやキーボード、マウスなどのデバイスの管理や制御を行います。
ちなみにBIOSの設定は、初期設定で適切な状態になっているため、PCを自作したり、PCのパーツ交換などを行わない限り、設定の必要はありません。
そしてOSが起動してからは、デバイスドライバと呼ばれるソフトウェアがCPUやハードディスク、キーボードやマウスなどのデバイスの管理を行います。
デバイスドライバは、ファームウェアと同じような役割をこなすソフトウェアですが、こちらはOS起動後にしか動作しません。
かなり大雑把な理解ですが、OS起動前のデバイス管理をファームウェア(BIOS)が行い、OS起動後のデバイス管理は、主にデバイスドライバが行うというイメージを持ってもらえればと思います。
ここら辺の知識は説明すると長くなるので、またの機会に知識をインプットして別の記事でさらに詳しく紹介したいと思います。
まとめ
今回はソフトウェアの基礎知識をご紹介しました。
最後に今回お伝えした内容をもう一度振り返っていきたいと思います。
・ソフトウェアとは、コンピューターを動作させるためのプログラム。
・ソフトウェアとハードウェアの違いは「プログラム(= ソフトウェア)」か「もの(= ハードウェア)」かである。
・ソフトウェアの種類は、「OS」「アプリケーションソフトウェア」「ミドルウェア」「ファームウェア」に分けられる。
今後他にも気になる言葉や技術について当ブログでまとめていきたいと思います。
お手すきの際に確認してみてください。