本記事ではITインフラについて学んだ内容を備忘録としてまとめています。
ITインフラの基礎知識について簡単に説明していますので、興味がある方は是非読んでみてください。
インフラとは?
ITにおけるインフラとは、システムの基盤となる設備全般を指します。
みなさんが普段利用しているスマートフォンのアプリケーションやWEBサービスなどは、ITインフラがあって成り立っているわけです。
そんなITインフラですが、「ハードウェア」と「ソフトウェア」という2つの要素で成り立っています。
ハードウェアについては、前回の記事でご紹介していますので、ハードウェアとは何だ?という方は下の記事を読んでみてください。
以下では、ITインフラにおける「ハードウェア」と「ソフトウェア」について解説していきます。
ITインフラにおけるハードウェアとは?
ハードウェアとは、コンピュータを動作させるための物理的な機器を指します。
上の画像では、インフラエンジニアが扱うハードウェアの代表的なものを示しています。
各機器の説明を行います。
パソコン
こちらはご存じの方も多いと思いますが、正式名称は「パーソナルコンピューター」と言います。
インフラエンジニアに限らず、エンジニアの必須アイテムです。
個人が利用することを目的に作られたコンピュータを指します。
サーバー
サーバーとは、データや情報などのコンテンツを提供するためのコンピュータを指します。
このサイトもどこかに存在する24時間、365日稼働しているサーバーがあるおかけで、サイトがいつでも見れるようになっています。
ちなみにノートパソコンなどもサーバーとして使用することが可能です。
私はやったことはありませんが、WEBサーバーとCGIを実行するためソフトウェアをインストールすればできるようです。
ただし、ノートパソコンは24時間365日利用するよう設計されているわけではないので、最悪の場合、火災が発生してしまうこともあるので、ノートパソコンなどをサーバーとして扱うのは注意が必要です。
ストレージ
ストレージとは、データを記憶する場所を指します。
HDD(ハードディスクドライブ)、SSD(ソリッドステートドライブ)などがストレージにあたります。
スマートフォンやパソコンには、はじめから内蔵されているストレージがありますが、上限に達した場合はそれ以上のデータは保存できません。
ただし、外付けHDDや外付けSSD、microSDカードなどの外部ストレージを利用すれば内部ストレージの上限値を超えてもデータの保存が可能です。
テープ
テープとは、大容量のデータを記録・保管するために使われる装置です。
データのバックアップのために使用されることが多く、大容量・低コストといったメリットがあります。
テープというと一世代前に利用されていたストレージというイメージが強いですが、テープ技術は年々進化していて、実はハードディスクよりもデータの転送スピードが速いようです。
ネットワーク
ネットワークとは、複数のコンピューターをつなげる技術を指します。
我々が普段利用しているWEBサービスやメール、決済サービスなどはネットワークという技術に支えられています。
ネットワークについては突き詰めると奥が深いので、ここでは超簡単な説明にとどめておきますが、今後基礎的な知識をまとめた記事を多数アップしていきたいと思います。
ITインフラにおけるソフトウェアとは?
ソフトウェアとは、コンピューターを動作させるためのプログラムを指します。
上記の画像の通り、ソフトウェアは「OS」と「ミドルウェア」に分類されます。
以下では各要素について説明していきます。
OS
OSとは、パソコンやスマートフォンを動かす基本的な機能が搭載されたソフトウェアを指します。
パソコンのOSは、Microsoftの「Windows」、Appleの「Mac OS」、オープンソースの「Linux」など有名どころとして知られています。
また、スマートフォンはGoogleの「android」、Appleの「iOS」などが有名です。
ミドルウェア
ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの間で処理を行うソフトウェアを指します。
先ほどの説明したOSは、基本的な機能しかないため、OSのみでできることは多くありません。
ある1台のパソコンをサーバー用として使いアプリケーションを動かす場合、ユーザーからのリクエストに応えたり、データの登録、更新、削除などを行う機能がなければ、アプリケーションは動きません。
なので、ユーザーからのリクエストに応じて静的画面や画像などのホームページのデータを返すWEBサーバやデータの登録・更新・削除などが行えるデータベース管理システムなどのミドルウェアをインストールする必要があります。
まとめ
今回はITにおけるインフラとは何なのか?ということについてザックリではありますが、いろいろ説明してきました。
最後に今回紹介したインフラの構成要素をもう一度まとめていきたいと思います。
【ハードウェア】
・パソコン
・サーバー
・ストレージ
・テープ
・ネットワーク
【ソフトウェア】
・OS
・ミドルウェア
今回は超入門的な内容でしたが、今後もう少し深堀した内容を当ブログで紹介していきますので、お手すきの際にご確認いただけますと幸いです。